医師紹介

 

 院長プロフィール

院長 小池 浩司

院長 小池 浩司(前金沢大学医学部産科婦人科学 准教授)

略歴
1982年、大阪大学医学部大学院博士課程修了後、米国バージニア大学医学部にて研究員としてホルモンの作用機序に関する研究に従事。
帰国後、市立堺病院産婦人科医長、大阪府立成人病センター、大阪大学医学部助手、大阪逓信病院産婦人科医長を経て、平成9年に金沢大学医学部産婦人科講師、平成10年に同・助教授に就任。
平成24年12月同上退職、平成25年に大阪なんば にてクリニック開業。 金沢大学医学部非常勤講師を兼任。
専門医
産婦人科専門医(婦人科一般・婦人科検診・ピル・ワクチン・セカンドオピニオン)
更年期医学専門医(更年期障害・うつ・疲労感・骨粗しょう症・関節痛・ホルモン療法)
内分泌代謝専門医(ダイエット・にきび・月経異常・不妊・子宮内膜症・月経前症候群)
日本補完代替医療学識医(プラセンタ療法・サプリメント外来・アンチエイジング・漢方)
所属学会
国際閉経学会
米国内分泌学会
日本更年期医学会(評議員)
日本産科婦人科学会(前 石川地方部会理事)
日本内分泌学会(評議員)
日本不妊学会(評議員)
下垂体研究会(評議員)
補完代替医療学会

 副院長プロフィール

副院長 小池 大我

副院長 小池 大我 (医学博士)

略歴
2012年、岐阜大学医学部医学科卒業。
2017年、産婦人科専門医取得、2018年より岐阜大学医学部附属病院臨床助教に就任。
生殖・内分泌領域を中心に産婦人科全般の診療を担当。
2022年、岐阜大学大学院医学系研究科博士課程修了。2023年より小池レディスクリニック副院長に就任。
専門医・資格
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医・指導医
日本女性医学学会(旧:日本更年期医学会)認定 女性ヘルスケア専門医
日本内分泌学会認定 内分泌・代謝専門医
International Menopause Society(国際閉経学会) IMPART LEVEL1 修了
所属学会
国際閉経学会
日本内分泌学会
日本産科婦人科学会
日本女性医学学会
日本生殖医学会
日本がん・生殖医療学会 日本性感染症学会
日本思春期学会
副院長あいさつ
令和5年より小池レディスクリニックに就任しました小池大我(こいけ たいが)です。医師になって12年間、岐阜県で診療を行ってきました。
その中で、妊娠・分娩管理から産科・婦人科救急疾患、良・悪性腫瘍の治療、さらには不妊治療と産婦人科全般を幅広く経験することができました。
女性の一生は小児期、思春期、性成熟期(妊娠など)、更年期、老年期に分けることができ、その全てで様々なイベントがあります。
病院での診療というものは、がんや救急疾患など、とかく命に直結するものに偏りがちです。しかし、女性の一生をトータルで見たとき、その時々では直接命にはかかわらなくても長期間にわたって生活や人生の質に影響し続ける病気や症状があります。
例えば、思春期・性成熟期女性であれば生理に関連する様々な症状や更年期・老年期特有の症状・悩みなどです。
また、初期は目に見えるような症状が現れない、あるいは「がん」のような病名のインパクトがないために軽視されがちな病気もあります。
更年期・老年期女性とかかわりの深い病気でいえば、糖尿病や脂質異常症、それに伴う動脈硬化、骨粗鬆症などです。
実は、こういった病気に対し、症状がないためまるで緊急性が無いように見える段階からその兆しを見逃さずに適切な治療を行うことこそが、人生の質を改善し、命にかかわる病気を予防し、健康で長生きすることを可能にするのです。
逆に緊急性のあるような状態になってから治療を開始すると治療の成功率も低下しますし、治療自体のリスクやコストは高くなりがちで、それでいて後遺症に悩まされるといったことが少なくありません。
また、後遺症もなく無事治療に成功した場合でも再発予防のために半永久的に内服薬や注射が必要になったり、生活(食事内容や運動など)を大きく制限しなければならなくなるといった可能性が高くなります。
「予防は治療に勝る」というオランダの格言があります。まさにその通りで、病気は予防する(発症を未然に防ぐ)のが最も得策なのです。
そのため、当クリニックでは予防の最たるものいえるワクチンについても重視しており、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)をはじめ、帯状疱疹や肺炎球菌、RSウイルス、風疹、麻疹、流行期にはインフルエンザワクチンなども取り扱っております。
私が専門とする「女性医学」は産婦人科の中でもまさにそういった「予防医学」に軸足をおいた専門領域です。
残念ながら、日本ではまだまだ未発展で専門医も多くはありません。診療指針の大枠は決まっていても、細かい診療の進め方が定まっていない疾患や症状も数多くあります。
私が岐阜大学で最後に任せていただいた仕事は、最新の科学的根拠を元に、そういった病気・症状の患者様に対する実用的な診療指針を作成することでした。
そして、実際の日常診療では、薬剤の種類や量、投薬方法などを患者様ひとりひとりに合わせてさらに細かく選んでいくことが重要になります。
そのためには専門的な知識や経験が必要です。
当クリニックの強みは、診療を担当する院長・副院長がともに女性医学の専門医であり、診療スタッフもこれらの疾患・治療に対する理解が非常に深い点にあると考えています。
また、院長・副院長は共に産婦人科医としては稀(産婦人科医全体の5%程度)な内分泌・代謝学(甲状腺機能異常などのホルモン関連疾患や糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症など)の専門医でもあります。
そのため、当クリニックでは女性の一生において実は非常に大きく関わってくるこれらの疾患に対しても専門的知識を背景に治療を提供することが可能です。
当クリニックが、周辺地域の患者様にとって最善の医療を提供し、そしてより楽しく健康な人生を送る手助けのできる場となれるよう努力してまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。