「女性の総合診療医」としてあらゆる年齢の女性の人生を応援する場所でありたい。それが小池レディスクリニックのコンセプトです。
更年期障害やダイエットなど、日々の健康管理にお悩みの男性も、どうぞご相談ください。
患者様一人ひとりに合わせた診療をご提供します。
小池レディスクリニックの特徴
小池レディスクリニックの医師は、性感染症(性病)、生理の悩みやピル、更年期障害などを専門に取り扱う「女性のヘルスケア」と呼ばれる領域の専門医であり、学術論文の発表・国内外の学会での発表から、産婦人科医のための教科書・商業雑誌、一般向けの雑誌への寄稿・書籍の執筆など、この分野のスペシャリストとして多くの発信をしております。
更には全国の産婦人科医の中でも約5%しかいない「内分泌・代謝」という内科分野の専門医でもあり、生活習慣病や甲状腺疾患、骨粗鬆症やメディカルダイエットについても確かな知識と経験を持って診療しています。
サプリメントについてはブタ・プラセンタエキスを中心に、院長が実際に研究に関わり、お勧めできると判断したものを取り揃えました。特に、ブタ・プラセンタエキスに関する研究については世界でも第一人者であると自負しております。発表した論文は、産婦人科診療ガイドライン「外来編」にも引用されております。
小池レディスクリニックの考える診療の在り方
病気というものは「早期発見・早期治療が基本」というお話はよく耳にされるのではないでしょうか。
もちろん、すべての病気がそうだというわけではありませんが、産婦人科の病気はこの基本が当てはまるものが多いです。
しかし、それよりも、もっと重要なものがあると私共は考えています。
それは、「病気の予防」です。
病気というものは、早期発見・早期治療ができたとしても、治療にばく大なコストや時間を要し、にもかかわらず、その後の生活に影響が出てしまうものが少なくありません。
しかし、そもそも病気にかからなければ、あるいはかかっていても発症しなければどうでしょうか。この場合、あなたの生活や人生に影響は出ないはずです。つまり、「予防は治療に勝る」のです。
そのため、当院に通院される患者様には、「今、悩んでいる症状を治療する」ことにとどまらず、「これから発症する可能性の高い病気の予防」が同時にできる治療法のご提案を心がけております。
更には、「病気の早期発見」のみならず、「病気や、症状の出現を未然に防ぐ」ことを目的として、治療中は定期的に必要な検査を行い、必要に応じ、生活習慣病に対する生活指導や投薬、各種ワクチン接種のおすすめなども行っております。
その場しのぎではない、患者様の「これから」を見据えた治療を。
それが、小池レディスクリニックの診療に対する考え方です。
世界水準の医療とは
「女性ヘルスケア」という概念は非常に新しく、日本で産婦人科の専門分野として認められたのは2014年です。昔から、「病気になったら病院へ行く」というイメージの強い日本では、「病気の治療」よりも「病気の予防・生活の質の改善」に軸足を置いた医療の概念はなかなか広がりにくく、需要もそれほど大きくありませんでした。しかし、女性の社会進出とともに女性の日々の生活の質を向上させること、そのためにピルの内服や更年期治療を行うことなどは今や当然のこととして受け入れられるようになってきました。女性ヘルスケアの重要性はかつてなく高くなってきています。
にもかかわらず、この分野において残念ながら日本は世界から大きく後れを取っているのが現実です。海外にあるものが日本にはない。あるいは開発が遅れている。そんな例は実は数多くあります。
例えば、2021年に日本で「天然型黄体ホルモン製剤の内服薬」が承認されましたが、これはフランスで開発・承認されたのが1980年であることを考えると、なんと約30年も遅れています。
これは、薬の開発に止まりません。「医師の診療指針」についても、海外では既に確立して細かく定められているものが、日本では決められておらず、患者様の様々な症状に対し、個々の医師が悩みながら手探りで診療している、ということもあります。
現在は女性ヘルスケアを専門に扱う学会である日本女性医学学会、日本産科婦人科学会が中心となって猛スピードで世界を追い上げていますが、まだまだ最先端の考え方が全国的に普及・浸透しているとは言えず、産婦人科診療全体での平均的なレベルは未だに大きく後れをとっていると言わざるを得ません。また、学会の提示する診療指針も、どうしても世界の後追いになりがちです。
産婦人科の中でも「婦人科癌(特に手術の方法や技術)」や、「周産期医療(産科)」が世界トップレベルの成績で、むしろ世界を引っ張っていく立場にあるのとは対照的です。
院長は、今では更年期障害に対して広く行われるようになってきた「経皮剤を用いた安全なホルモン補充療法」を、かつて日本ではまだほとんど行われていなかった20世紀末頃から始め、国内外の学会での発表、国内外の学会誌への論文発表の傍ら、全国各地での産婦人科医向け・一般向けの講演を通して「世界水準の更年期治療」を日本でも実現できるよう普及活動に努めてまいりました。
また、副院長は岐阜大学医学部附属病院在籍中に、同院の女性ヘルスケア分野の診療指針を、日本ではまだ具体的に提示されていないものも含めて作成し、世界水準の女性ヘルスケア医療の普及に努めました。
「日本でも世界水準の女性ヘルスケア」を提供すること。それは女性ヘルスケアのスペシャリストである私共にとって当然の責務であると考えております。